29日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)では、日韓関係が悪化する中、30日から韓国・機張市で始まるU―18ワールドカップに出場する高校日本代表チームに高野連が日の丸のロゴが入ったポロシャツを着用させずに現地入りしたことについて取り上げた。
コメンテーターで同局の玉川徹氏(56)は日の丸を外したことについて、「高野連の過剰反応だと思う。韓国の人たちは日本人のことを嫌いだ、嫌いだと言っているわけではない。ましてやスポーツの時に今、そういうことを韓国の中で言ったら、そういうことを言うこと自体が批判されますよ」とコメント。
その上で「ことさらに日の丸を着けて行けということではなくて、今までずっとそうやって来たんだから、今回も今まで通りのことをやるってことで行った方が良かったと思います」と続けた。
さらに「問題なのは政治家です」と声のトーンを上げると、今回の件について、自民党の武田良太元防衛副大臣が28日、「韓国が強要したのなら極めて非常識で失礼だが、強要されていないのに自ら日の丸を外すのはもっと問題だ」と高野連の対応を批判し、「自ら日の丸を外すのなら、試合に参加しなくてよい。そんな気概では勝てない」などと述べたことについて、「なんだ!と」と激怒。
「どういうつもりで選手たちが試合に臨むかは人それぞれだけど、こうした大会は高校生同士の親善を図るとか友好、ある種、教育の意味も込めてやっているわけで、(武田氏の発言は)彼ら高校生に『日の丸を背負え!』って言ってるようなものじゃないですか、政治家が。学徒出陣かって思うわけですよ、こっちとしては。何を考えているんだ、政治家はと。(政治とスポーツを)切り離すと言うべき政治家が何を言ってるんだと。ここに一番の怒りを感じます」と怒りはヒートアップ。
「日本人として(韓国に)行っているわけであって、日本という国家を代表して行っているわけではないから。日本人と日本という国家を混同しないで欲しい」と語気を強めていた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース