現場実行役にイヤホン、通話で指示か 別の指示役の可能性 千葉強盗

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増山祐史 遠藤美波 長妻昭明

 全国で相次いだ強盗事件のうち、千葉県で1月に起きた強盗致傷事件を指示したとして、警視庁は20日、住所不定、無職今村磨人(きよと)容疑者(39)=窃盗罪で起訴=を強盗致傷と建造物侵入の両容疑で再逮捕し、発表した。同庁はフィリピンから「ミツハシ」を名乗り指示したとみている。捜査関係者によると、容疑を否認しているという。

 捜査1課によると、今村容疑者は住所不定、無職の永田陸人(21)=強盗傷人罪などで起訴=、金沢市の無職作田竜二(25)=同=、住所不定、元自衛官の中桐海知(24)=強盗致傷罪などで起訴=の3被告らと共謀。1月12日午後7時25分ごろ、千葉県大網白里市のリサイクルショップで70代の男性店長の顔を殴って金を奪おうとし、頰や鼻の骨を折るなど約2週間のけがをさせた疑いがある。永田、作田両被告が店に押し入り、中桐被告が事件で使った車を用意したという。

「キム」の名も浮上

 捜査関係者によると、永田被告は店内に押し入った際、耳にイヤホンのようなものをつけており、「キム」を名乗る人物から通話で具体的な指示を受けていたという。この人物は今村容疑者ではないとみられ、同庁は別の指示役がいた可能性があるとみている。

 中桐被告は通話アプリ「テレ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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