秋田県由利本荘市の無職斎藤真一さん(66)宅と別棟から、真一さんら男性3人の遺体が見つかった事件で、敷地内の車庫から血と人毛が付着した金属製のハンマーのようなものが見つかったことが、捜査関係者への取材でわかった。死亡した真一さんと長男孝彦さん(38)の頭部には外傷があり、県警は親子が襲われた際の凶器の可能性があるとみて調べている。
捜査関係者によると、ハンマーは真一さん宅近くの車庫で見つかった。司法解剖したところ、2人の頭には複数の打撃痕があり、骨が折れ、出血していた。県警は、鈍器状のもので殴られて死亡した可能性が高いとみている。
出火元の真一さん宅2階では、首から血を流した男性の遺体が見つかっており、県警は連絡のついていない次男(35)とみて確認を進めている。1階居間の壁にも血痕があった。
県警は、ハンマーの血痕と人毛、真一さん宅の1、2階にあった血痕について鑑定をしている。(室矢英樹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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