列島を覆うほどの巨大な雨雲を引き連れて、台風19号が、関東、東海地方を直撃する見通しとなった。過去に経験したことのない大雨が想定される、と専門家らは厳重な警戒を呼びかけている。12日は、交通や買い物といった街の機能も止まる見込みだ。台風15号の爪痕が残る千葉県など各地は、不安の中、備えを急いだ。
先月の台風15号で被害が広がった千葉県では11日、台風19号に備え、避難所に多くの住民が身を寄せた。
南房総市役所内の避難所には午後3時の開設前から住民が集まりだした。3時間ほどで100人超が来てほぼ満員に。毛布や座布団で寝床を作った。
「もう怖くて家にいられない」。神作則子さん(70)は、夫と長男の3人で避難した。自宅の屋根は瓦が半分ほどなくなり、ブルーシートで覆う。窓ガラスは粘着テープで補強してきたという。
鋸南町にある町立鋸南小学校の…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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