生後4カ月の長男を殴った疑い 千葉県職員を逮捕

 生後4カ月の長男の顔を殴ってけがをさせたとして、千葉県警は6日、千葉市稲毛区作草部2丁目、県総務部職員、石谷健二容疑者(23)を傷害容疑で逮捕し、発表した。「一生懸命あやしていたのに泣きやまなかったため殴った」と供述し、容疑を認めているという。

 長男は頭の骨や肋骨(ろっこつ)が折れているほか、肝損傷や肺挫傷、複数の皮下出血があり、県警は日常的に虐待を受けていたとみて調べている。

 県警によると、石谷容疑者は11月下旬ごろ、自宅で長男の顔の左側を右手拳で殴り、軽傷を負わせた疑いがある。

 千葉市内の病院が「入院中の男児の体に多数の傷がある」と千葉市児童相談所に連絡。5日午前10時半ごろ、児相から千葉北署に乳児虐待事案として通報があった。児相で一時保護された後、病院に入院して治療中だが、命に別条はないという。県警は傷の古さなどから、ある程度の期間暴行を受けていたとみている。

 石谷容疑者は、30代の妻と長男の3人暮らし。これまで警察への相談はなかったという。(多田晃子、今泉奏)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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