生徒の尻触るセクハラで教諭を停職6ケ月、不適切な身体接触10人超

小川聡仁

 神戸市教育委員会は4日、垂水区の市立小学校の教諭(41)が昨年度、休み時間中に小学5年生の児童の尻を複数回触るセクハラ行為をしたとして、停職6カ月の懲戒処分にし、発表した。処分は同日付。他にも尻を触られたと話す児童が5人いるといい、不適切な身体接触をされたとみられる児童は10人以上に上るという。

 教諭は「故意ではない」などと話しているが、市教委は「一定の故意があった」とみている。

 この教諭は、児童をひざの上に乗せるなどの行為を同僚に目撃され、昨年5~12月に校長から3度、「不要な身体接触を避けるように」と指導されていたが、その後も同様の行為を続けたという。今年7月、児童が被害を訴えたという。児童は、この教諭の授業中に体調不良を訴え、保健室に行くこともあったという。

 他に、兵庫区の市立小学校の教諭(24)は今年9月末、JR大阪駅近くの商業施設の店舗で化粧品8点(計6万円相当)を盗んだとして、分限免職の処分になった。「友人に万引きをそそのかされ、流されてしまった」と話しているという。市教委によると、11月までに窃盗容疑で大阪地検に書類送検されたという。(小川聡仁)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment