神奈川県逗子市で2020年2月、市道に面したマンション敷地の斜面が崩れ、土砂の下敷きになって県立高校の女子生徒(当時18)が死亡した事故をめぐり、遺族がマンションを区分所有する住民や管理会社などに約1億2千万円の損害賠償を求めた訴訟で、住民側と遺族の和解が横浜地裁で成立したことがわかった。和解は6月28日付。
遺族側の弁護士によると、住民側が総額1億円を賠償金として支払う。差額の支払いを求め、管理業務の委託を受けていた管理会社との訴訟は継続するという。
事故をめぐっては、県警が6月23日、管理会社の当時の担当社員を、業務上過失致死容疑で書類送検した。遺族側は23年2月、県に対しても、適切な調査や対策を取らなかったとして計150万円の損害賠償を求める訴えを起こしている。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment