将棋の叡王戦段位別予選(九段戦)が8月12日に行われ、田中寅彦九段(62)が谷川浩司九段(57)に98手で勝利した。田中九段が谷川九段に勝利するのは、1997年7月以来、実に20年ぶり。
叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬拓矢叡王(26)と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。
永世名人の有資格者でもある谷川九段に対し、相掛かりの出だしから果敢に攻め優勢に。途中、寄せに頭を悩ます仕草も見せたが、谷川玉を寄せ切った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース