防犯カメラが捉えた小4女児保護の瞬間
路上に止まる一台の捜査車両から一人、また一人と捜査員が降り、足早に前方へ。 それから約1分後。
捜査員に囲まれて、女の子がやってきた。 【画像】小4女児保護の瞬間の防犯カメラ映像 これは9月5日未明、行方不明になっていた小学4年の女の子が、警察に保護された場面をとらえた防犯カメラ映像。 この女の子を誘拐したとして逮捕されたのが、自称無職の大竹晃史(あきひと)容疑者(38)。 神奈川・横浜市に住む女の子と東京・葛飾区に住む大竹容疑者の接点となったのは、女の子の親が使わずにいたスマートフォンとみられている。
小学4年女子誘拐事件の全容は?
事件が起きたのは9月2日。
女の子は同級生と遊ぶため、午後2時半すぎ自宅近くの公園に向かった。
大竹容疑者が横浜市青葉区内で女の子を車に乗せ連れ去ったのは、それから1時間半後の午後4時頃とみられている。 その後、女の子が門限の午後5時を過ぎても帰宅しないため、家族が付近を捜索。
それでも発見には至らず、行方不明届を出した。 それから2日以上が経った5日未明… 海老原優香リポーター:
大竹容疑者は、自宅からすぐの場所で、少女と一緒にいるところを現行犯逮捕されました。 警察は防犯カメラの映像などをたどって、大竹容疑者の自宅を特定。
午前3時すぎに、自宅から出てきた車に女の子が乗っていることを確認し、無事保護した。
オンラインゲームによる誘い出し
海老原優香リポーター:
近隣住民の方によると、大竹容疑者は清潔感もあり、子どもから好かれそうだったということです。 近所の住民:
いつもピアノを弾いていたので、ピアノの先生か何かやっているのかなって感じでした。清潔な普通の青年だと思いますけど。 ――事件を聞いて?
近所の住民:
いやー、全然想像つかないから驚きですよね。 女の子と知り合った経緯について、大竹容疑者は「オンラインゲームで知り合った」と供述。 警察によると、女の子は自分専用のスマートフォンを持っていなかったが、親が使わなくなったスマートフォンで自宅のWi-Fiに接続。オンラインゲームを楽しんでいたという。
そのゲーム内にある通信機能で、大竹容疑者から誘いだされたとみられている。 大竹容疑者は、調べに対し「未成年と知りながら車に乗せて連れ去ったことに間違いない」と容疑を認めており、警察は動機などについて詳しく調べを進めている。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース