東京・豊洲のマンションで内縁関係だった女性の3歳の長男を暴行して死亡させたとして、会社員渡辺雄二容疑者(34)=東京都昭島市=が傷害致死容疑で逮捕された事件で、長男の肺に水が少量入っていたことが捜査関係者への取材でわかった。救急隊到着時、長男の全身がぬれていたことも判明。警視庁は、渡辺容疑者が暴行後に浴槽に入れ、水死に偽装しようとした可能性があるとみている。
渡辺容疑者は9月28日ごろ、当時住んでいた東京都江東区豊洲1丁目のマンションで山田隆太郎君の腹部に何らかの暴行を加え、内臓を損傷させ失血死させた疑いがある。渡辺容疑者は容疑を否認。当時自ら119番通報しており、「一緒に入浴中、目を離した隙に浴槽でうつぶせになり、意識のない状態で浮いていた」などと説明していたという。
捜査関係者によると、解剖の結果、隆太郎君の肺に水が入っているのが確認された。ただ、溺れたとすれば量が少なく、すでに暴行により呼吸が弱まっていた可能性があるという。一方で臓器が損傷し、出血していたことがわかったという。
渡辺容疑者は隆太郎君と女性、自身の1歳の長男と4人で暮らしていた。女性は事件の数日前から海外出張中だったという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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