男女の柔道部員に平手打ちや暴言 中京高の監督を懲戒解雇

本井宏人

 岐阜県瑞浪市の中京高校柔道部監督の男性教諭(37)が、1年以上にわたり部員に体罰や暴言をくり返していたとして、13日付で懲戒解雇されていたことがわかった。学校は、18日付でホームページに和田尚校長の名前で、「お知らせとお詫(わ)び」を掲載した。

 学校によると、元監督は昨年4月~今年7月、男女の部員を平手打ちしたり足蹴りしたりしたほか、「ここにいる価値はない」などとののしったという。9月に外部からの情報を受けて部員に聞き取りしたところ、複数回の体罰が分かった。元監督も「申し訳なかった」と認めたという。

 中京高校は学校法人安達学園が運営する。柔道部には男子22人、女子14人が所属し、元監督もOBで2018年に着任。5月の県高校総体で男女とも団体で優勝するなど、強豪として知られる。現在は外部コーチが指導にあたっている。

 田中信博副校長は取材に、「体罰は絶対に許されず、生徒や保護者にお詫びしたい。社会的影響も大きいので毅然(きぜん)と対応した」と話している。(本井宏人)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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