男子中学生が電動キックボードで走行し転倒 警察官の追跡から逃走中

 27日午後4時50分ごろ、堺市堺区の市道で、大阪府内の中学2年の男子生徒(13)が電動キックボードで走行中に転倒し、手に擦り傷を負った。大阪府警によると、男子生徒はパトロール中のバイクから逃げていたという。男子生徒は無免許でヘルメットを着用せず、電動キックボードは「盗んだ」と話しているという。

 堺署によると、事故の直前、パトロール中の警察官が同区菅原通3丁の路上で、電動キックボードで走行する男子生徒を発見した。キックボードの運転には免許が必要だが、運転者が幼く見えたため、警察官が停止するよう呼びかけたが逃走。約200メートル離れた同1丁の路上で、キックボードが道路脇のブロックにぶつかり転倒したという。

 署はこの男子生徒に道路交通法違反(無免許運転)の疑いで警告した。電動キックボードには、公道を走るのに必要なナンバープレートが付いていなかったという。堺署は「追跡には問題はなかった」としている。

 電動キックボードは原則、「原付きバイク」に分類され、運転免許が必要でヘルメットの着用が義務づけられている。

 今年9月、東京都中央区マンション駐車場で電動キックボードで走行中の50代男性が転倒し死亡する事故が起きている。このキックボードは実証実験の対象で例外的にヘルメットの着用が義務づけられておらず、男性はかぶっていなかった。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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