自分が指導していた少年野球チームの14歳の少年にわいせつな行為をさせたとして、警視庁はチームの元コーチの会社員の男(23)=東京都=を児童福祉法違反(淫行させる行為)と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)の両容疑で逮捕し、21日に発表した。黙秘しているという。同庁は、SNSで少年にわいせつ写真を送らせ、それをもとに行為を要求したとみている。
選手の少年はコーチ当人に相談 「従った方がいい」
少年育成課によると、男は関東地方の少年野球チームの元コーチ。SNSで女性になりすまし、このチームの選手の少年(14)にわいせつ画像の交換をもちかけて4月30日、少年のわいせつな画像を送らせた疑いがある。その後、「男同士でわいせつ行為をし、撮影して送信しないと、この画像を拡散する」と告げ、5月7日、関東地方の公衆トイレで自分を相手にわいせつな行為をさせ、撮影した疑いがある。
少年は、SNSで脅されたことを男に相談したが、男は無関係を装って「2人で頑張ろう」などと伝え、自身とわいせつな行為をさせたという。ほかにもチーム内の複数の選手から同様の内容の相談があるという。(御船紗子)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment