専科の華形(はながた)ひかるが、星組公演「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」「Ray ―星の光線―」で退団する。花組から専科へ移り、各組の舞台で個性的な光を放ってきた。男役22年目の春を前に「ここにいたことが奇跡的」とかみしめる。
1999年に初舞台を踏んだ。花組ひとすじで育ち、2014年に専科に異動。ファンからは「世界の彼氏」と称され、色気漂うたたずまいと巧みな芝居が持ち味になった。
退団を意識したのは、昨夏の星組公演「GOD OF STARS―食聖―」に出演中の時だという。前トップスター紅ゆずるのサヨナラ公演でもあった。「いろいろな道の中から、自分がこうしたいということを最後に選んだ。集大成として選ぶべき道だったということ」
星組との縁は、最近特に深い。…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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