40代後半男性です。最近、男性のスキンケアの話題を聞くことが増えました。何から始めたらいいですか。
猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。
岩田屋本店(福岡市・天神)の「アラミス ラボシリーズ」販売員、阿部里絵さん(39)に、男性スキンケアの基本を聞きました。
顔が脂っぽい、ひげをそったら痛い、といった悩みで来店する人が増えているそうです。肌の状態を専用の機器で分析すると、多くがTゾーン(額や鼻)は皮脂が過剰、口の周りは乾燥しています。
男性は皮脂分泌量が女性の約2倍といわれる一方、口元は日々のひげそりで角質層の一部が削れ、乾燥しがち。赤みが出たり粉っぽくなったりします。皮膚も厚いため、年齢とともに深いしわができやすい特徴も。日中ノーメークで汚れた外気や紫外線が直接肌に触れ、ダメージも大きいです。阿部さんは「女性以上にケアを」と呼び掛けます。
「既に脂っぽいから何も付けなくていい」と思いがちですが、水分が少ないと肌を守ろうと皮脂が過剰分泌されるため、保湿が肝心です。
基本のケアは(1)洗顔(2)化粧水(3)乳液。朝晩の2回行います。慣れると1回3分ほどでできます。
(1)洗顔
ひげそりの前にします。顔と手をぬらし、洗顔料をしっかり泡立て、円を描くように洗います。水かぬるま湯で丁寧に洗い流します。過剰な皮脂や雑菌が除かれ、皮膚も柔らかくなり、ひげそり時も角質が削れにくくなります。
(2)化粧水
シェービング剤を使ってひげをそった後、水分補給します。適量を取り、目の周りを避け、こすらず肌を軽く押さえるように浸透させます。手のひらで付けてもOKですが、ひげが絡みにくい、男性向けのコットンも便利です。
(3)乳液
水分の蒸発を防ぐ、ラップのような役割です。べたつきが苦手な人には、さっぱりしたジェルタイプが人気。日焼け止め成分が含まれたものもあります。汗を拭き取った後などは塗り直しが必要です。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース