1秒に1人のペースで女性の顔が生み出される。まるで万華鏡のようにパソコン画面に現れては、消えていく。人工知能(AI)を使って、架空のアイドルの高解像度画像を自動で生成する技術だ。
実在するアイドルの数万枚の顔画像を学習させており、新たな顔画像を生成するAIと、そのあらを探すAIの二つが競い合い、完成度を高めるのだという。
拡大するAIが生み出したモデル。全員がこの世に実在しない=データグリッド提供
京都市のAI関連システム開発会社「データグリッド」が2018年に発表した。翌年に男女の全身モデルの画像を作ると、ゴルフ用品メーカーが新作ウェアのモデルに採用。コロナ禍で長時間の撮影が困難な中、ニーズが高まっているという。
そしていま、上半身の動画開発に挑む。
もくろむのはヒトと機械とを結…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル