東京都町田市本町田で18日正午ごろ、民家に2人組の男が押し入り、住人で80代の女性を緊縛して暴行、銀行の預金通帳などを奪って逃げた。事前に資産状況を確認する「アポ電」があったとみられ、警視庁が強盗傷害の疑いで調べている。
町田署によると、押し入った男らは女性の口に粘着テープを貼り、両手両足を縛った上で、顔や体を殴る蹴るなど暴行した。女性は肋骨(ろっこつ)が折れるなど約2カ月のけがを負った。
女性は50歳代の長男と2人暮らし。事件当時、長男は仕事に出かけており、ひとりで家にいた。午後8時20分ごろに長男が帰宅し、110番通報した。
女性宅には9月上旬、警察をかたる男から「銀行口座からお金が引き落とされている」などとする不審な電話があり、資産状況を確認されたという。
今月5日にも同市南つくし野の住宅で、電気設備の点検業者を装って訪問した男2人が住人の80代男性を粘着テープで縛って金銭を要求する事件があり、署は関連を調べている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル