9月上旬、北海道帯広市で32ヘクタールの畑作を営む喜多賢二さん(42)のキャベツ畑は、収穫作業のまっただ中だった。
ベルトコンベヤーで次々と上がってくるキャベツの外側の葉をはがし、選別してコンテナに積み込む。手早く作業をしている5人のうち2人が、スマホアプリで応募してきた「1日単位」のアルバイトだ。
拡大する「1日農業バイト daywork」を利用して、農家の指導を受けながらキャベツ畑で働く人たち=2020年9月9日午後0時40分、北海道帯広市
「バイト代はスノーボードに」
人手不足に悩む農家と、農作業アルバイトをしたい人を1日単位で結びつけたのが、スマートフォンのアプリ「1日農業バイト daywork(デイワーク)」だ。北海道内の農協(JA)では、このアプリの導入が急速に広がっている。
1日単位なので副業として利用…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル