異例なお盆 近場でプチ贅沢 帰省自粛の過ごし方は(テレビ朝日系(ANN))

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 今年は、帰省の自粛で意外な場所が注目されています。近場のちょっと贅沢な場所に人が殺到していました。  都内のホテルでは、都民限定で最大半額となるプランを用意。
 東京ドームホテルマーケティング・セールス部、郡司光輝課長:「2500名様ほどのお客様に、すでにご予約を頂いております。ここまでの反響を頂けるとは、予想しておりませんでした」
 帰省自粛もあり、近場でちょっと贅沢なひと時を過ごしたいという都民に人気です。気になるプランは、遊園地のワンデーパスポートとブッフェディナー付きで1万4000円ほどです。
 帰りたくても帰れない若者たちもいました。
 東京大学1年生・加藤雅生君:「帰省をするのは取りやめました。(大学には)ほとんど行ったことはないですね」
 世田谷区にある秋田県の育英会が運営する学生寮です。
 寮母・寺谷千春さん:「例年、8月は夏休みでほとんど帰省する」
 秋田出身、夫婦で寮を管理する寺谷さん。87人いる寮生のうち半分ほどが帰省を諦め、学生たちの面倒を見ています。学生寮は、クラスターも起きているだけに対策は慎重にしています。消毒も2人で行い、発熱した場合、隔離をする部屋を用意しています。普段なら夏休みは食事を出していませんが、今年は食事も用意しています。東京大学3年生の寺川君。祖母が高齢のため帰省を諦めました。ふるさとの酒はお守りがわりです。
 こんな夏の過ごし方を選んだ学生もいます。熊本市内の大学生・前元盾哉さんは、初めて災害ボランティアに参加しました。ただ、一般的なボランティアとはちょっと違います。
 災害ボランティアに参加した熊本市内の大学2年生・前元盾哉さん(20):「お金が発生するという形で一日5000円とお食事券みたいのがついてて…」
 実はこれ、水害とコロナとの“ダブル災害”に対応するため生まれた新たな取り組みなんです。
 一般社団法人「熊本支援チーム」・池田親生代表(38):「間違いなく県外のボランティアが入れない人手不足…。コロナが怖いなかで、全体的には(復旧が)進んでいないのかなと」
 そこで注目したのが県内にいる夏休み中の大学生です。参加した学生に対し、一日あたり5000円の支援金、さらに地元飲食店などで使える飲食券1000円分も提供。資金は、県外の「ボランティアに行きたくても行けない人たち」などからクラウドファンディングを通じて募ります。14日までに集まった寄付は、予想を大幅に超える1600万円。すでに“150人分の人手”が確保できたといいます。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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