愛知県内で新型コロナウイルス感染者が再び急増していた7~8月、入院が必要な感染者がすぐには入院できない事態が相次いだ。名古屋市では呼吸不全のある患者でさえ13人が入院待ちとなった。病床は「確保」されていたはずなのに背景に何があったのか。
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「死にそうな人をどうして入院させてくれないんですか! 何とかして」
8月上旬。名古屋市では、感染者が入院する受け入れ病院との連絡調整を担う市職員が、市保健センター職員から電話で強く責められていた。
この日、感染がわかった40代男性が呼吸困難の状態となり、帰国者・接触者外来で「本日中の入院が必要」と診断された。管轄の保健センターから連絡を受けた市は、市内の病院に受け入れを要請したがすべて断られた。
市外の病院への入院要請は県に…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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