病気休暇中にフィリピン旅行、小学校教諭を処分 大阪・堺市教委

井石栄司

 堺市教育委員会は8日、病気休暇の申請期間中に海外旅行に行っていたなどとして、市立小学校の男性教諭(24)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。教諭は依願退職したという。

 市教委によると、教諭は昨年7月から9月にかけて病気で休んだ。しかしこの期間中の8月10~16日、主治医の許可を得ずに、友人とフィリピン旅行に行っていた。職場復帰後の昨年10月、同僚に「夏休みに海外旅行に行った」と話したことから発覚した。

 教諭は「仕事には行けないが、旅行なら行けると判断した。仕事に行っていないので管理職への報告は必要ないと思った」と話したという。

 このほか、今年1月には「研修に参加する」と言って実際は帰宅したのに、研修に参加したという虚偽の出張申請をした。

 市教委はまた、のぞきや盗撮の目的で昨年9月、市内の住宅敷地内に侵入したとして住居侵入の疑いで大阪府警中堺署に今年1月に逮捕された市立小学校の男性教諭(48)を懲戒免職処分にした。10年ほど前から同様の行為を繰り返していたという。(井石栄司)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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