フィリピンの格安航空会社(LCC)「セブ・パシフィック航空」の旅客機が今年9月、福岡空港(福岡市)の運用時間の終了時刻の午後10時に間に合わずに、出発地マニラへ引き返した問題で、セブ機が福岡空港への着陸をやり直す主な原因が、パイロットの操縦ミスであったことが、飛行状況を示すデータや国土交通省への取材でわかった。
航空機の飛行状況をリアルタイムで示すウェブサイト「フライトレーダー24」によると、問題の旅客機は、着陸態勢をとる際に、滑走路に対して直進する航路を取れず、高度も通常より高い状態にあった。
国交省もこうした状況を把握している。
セブ社は同省の聞き取りに対…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル