平成15年12月から療養生活を送る皇后さまはこの1年、体調を整えながら重要儀式や宮中祭祀(さいし)に臨まれてきた。皇后さまは誕生日に際して公表した感想で、天皇陛下を「お傍(そば)でお支え」し、「皇后としての務めを果たすべく、健康の一層の快復に向けて努力を続けていきたい」との決意を示された。 「これからもお健やかにお務めを果たされますように」。皇后さまは11月8日、立皇嗣(りっこうし)の礼の「朝見(ちょうけん)の儀」で、秋篠宮ご夫妻に向けて笑顔でお言葉を述べられた。 皇后さまが公の場でお言葉を述べられるのは、皇太子妃時代の15年4月以来。今年は1月の「歌会始の儀」にも17年ぶりに出席するなど、体調を整えながら多くの儀式や行事に臨まれた。医師団は、皇后さまが活動を続けるため努力されていることについて、「自信につながる望ましいこと」との見解を示す。 ただ、皇后さまのご体調について、医師団は今も「波がおあり」と説明する。側近の一人は、「波があることをご自身でも自覚し、儀式や行事に向けて気持ちを奮い立たせて臨まれている」と明かした。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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