皇后雅子さま、7年ぶりの外国訪問 国葬出席へ強い思い、体調整え

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ロンドン=多田晃子

 英国のエリザベス女王国葬に参列するため、天皇陛下とともに皇后さまが訪英した。皇太子妃だった2015年7月にトンガを訪れて以来の外国訪問だ。

 今月17日午後6時40分過ぎ(日本時間18日午前2時40分過ぎ)、ロンドン郊外のスタンステッド空港。

 20分ほど前に到着した政府専用機のタラップに現れた天皇、皇后両陛下の服装は、出国前と異なっていた。

 天皇陛下は黒のスーツに黒のネクタイ、皇后さまは黒のワンピースにジャケット、黒の帽子。両陛下は、日本ではつけていない黒のマスクを着用していた。

 宮内庁幹部によると、今回の訪問が女王の国葬参列であることや、外国では白いマスクをつけている人が少ないことなどを踏まえたという。

 皇后さまは空港で、出迎えた関係者に丁寧にあいさつをしていた。宿泊先のホテルでは、集まっていた大勢の人から声をかけられ、手を振って応じた。

 皇后さまにとって英国は、結…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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