皇嗣職大夫就任の吉田氏「意思疎通を密接に齟齬のない情報発信を」

多田晃子

 秋篠宮家を支える側近トップの皇嗣職大夫に1日付で就任した元警視総監の吉田尚正氏は2日、定例会見で、宮内庁御用掛として約1年半、秋篠宮家を支えた経験を踏まえ、「より一層、しっかりお支えするように職員と力を合わせながら全力で務めてまいりたい」と述べた。

 吉田氏は同庁御用掛として秋篠宮ご夫妻の様々な公務に同行してきたことに触れ、「多くのご公務を一つ一つ非常に大切に思っておられることを拝見し、しっかりお支えしていかなければという思いを強くしていた」と発言。今後、秋篠宮家の情報発信などを担うが、日頃から心がけていることとして「コミュニケーションをしっかりとっていく、意思疎通を図っていくことが大事」とし、「意思疎通を密接にして、齟齬(そご)のない情報発信ができるよう、務めてまいりたい」と述べた。

 1日にご夫妻に就任のあいさつをした際には、「これからまたよろしくお願いしたい。健康に気をつけてしっかり務めてほしい」という趣旨の言葉を掛けられたという。(多田晃子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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