「宮内庁関係者」を名乗る男が、皇室に献上すると持ちかけて福島市内の農家から桃をだまし取ったとされる事件で、茨城県警は4日、同県内でも同様の手口で農産物を詐取したとして、東京都練馬区大泉学園町2丁目の農業園芸コンサルタント加藤正夫容疑者(75)=詐欺罪などで起訴=を詐欺の疑いで再逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は今年3月、結城市の50代の農業男性に対し、皇室への献上品選定や納品の権限があるように装い、「検査したい」「成分検査をやっておいた方が良い」などとうその話を持ちかけて、トマトなどの農産物(計約1万2千円相当)をだまし取ったというもの。
加藤容疑者は7~9月、福島市内の農家に対する詐欺容疑などでも逮捕・起訴されていた。(宮廻潤子、原田悠自)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment