皇居内の乾通り、一般公開始まる 紅葉楽しむ人らでにぎわう

 皇居内を南北に走る「乾(いぬい)通り」の一般公開が25日午前、始まった。訪れた人たちは、色づき始めた紅葉を楽しみ、カメラやスマートフォンで撮影するなどしていた。公開は12月3日まで。

 今年は昨年とは異なり、マスクの着用は個人の判断に委ねられた。両親と訪れた東京都江戸川区の小学5年の大島優志さん(10)は、カエデやモミジなどの落ち葉を拾い、皇居の紅葉は「赤とか黄色とかグラデーションがきれい」と笑顔を見せた。大阪府豊中市の主婦中村桂子さん(65)は「紅葉にはちょっと早かったけど、石垣や立派な松も見られて良かった」と話した。開門前から並んでいた東京都江戸川区の星秀之さん(61)は紅葉や石垣などの写真を76枚撮影したといい、「お天気が良ければ来週も来たい」と話した。

 乾通りには、イロハモミジやトウカエデなどのモミジ類計70本などが植えられている。入場無料。入場時間は午前9時~午後3時(退出は午後3時半まで)。(多田晃子)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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