盗撮で罰金刑、児童館長を免職 「いけない方向にどきどき感求めた」

小川聡仁

 神戸市は20日、エスカレーターで女性のスカート内を盗撮したとして、同市東灘区住之江児童館で館長を務めていた男性(62)を懲戒免職処分とし、発表した。市の調べに「いけない方向にどきどき感を求めてストレスを発散していた」と話しているという。

 市によると、4月21日、同市中央区のJR三ノ宮駅のエスカレーターで女性のスカートのすそ下にスマートフォンを入れて盗撮。通行人に取り押さえられ、兵庫県警任意同行された。9月に県迷惑防止条例違反(盗撮)罪で罰金20万円の略式命令を受けたという。

 男性は昨年4月から住之江児童館で館長を務めていた。事件後の今年4月24日に本人が市社協に申し出て出勤停止になっていた。

 男性は県警に任意同行されるまでに盗撮した動画を消去しており、「怖くなって消してしまった」と市に説明しているという。

 市は、立件されたのがこの1件にとどまることや、本人の話から、児童館での盗撮行為はなかったとみている。(小川聡仁)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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