盗難車の遺体、死後数週間経過か 上半身に複数の致命傷

 埼玉県和光市白子2丁目のマンション駐車場に止まっていた盗難車から10日に住所・職業不詳の岩渕和政さん(31)の遺体が見つかった事件で、県警は12日、司法解剖の結果、死因は失血死だったと発表した。捜査関係者によると、遺体の状況から死後数週間は経っているとみられ、上半身に複数の致命傷があったという。県警が殺人・死体遺棄事件として捜査している。

 捜査関係者によると、遺体には刃物で切られたような傷が腹などに複数あり、車内から血のついた刃物が見つかった。車内には血痕もあったが争った形跡はなく、県警は岩渕さんが別の場所で殺害され、車で駐車場に運び込まれた疑いがあるとみている。遺体は布のようなものに包まれ、上から粘着テープが貼られており、足だけが見える状態だった。

 車は4月13日夜~14日未明に東京都板橋区の会社敷地内から盗まれた軽自動車で、警視庁が盗難届を受理していた。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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