盛山文科相、旧統一教会系の「式次第」に推薦状の授与明記 衆院選

独自

有料記事

編集委員・沢伸也 高島曜介

 盛山正仁文部科学相が2021年衆院選で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体から推薦状を受け取ったとされる問題で、団体主催の国政報告会の式次第に推薦状の授与が明記されていたことが関係者への取材でわかった。また盛山氏が事実上の「政策協定」にあたる推薦確認書に署名したことを司会者が会場の参加者に説明していた、と複数の関係者が取材に証言した。

 盛山氏は、これまで国会で推薦状について「(集会から)帰ろうとした時に、そういうふうになったのではないかと思われる」などと説明していたが、朝日新聞が入手した式次第には「開会の辞」「主催者挨拶(あいさつ)」に続いて「推薦書授与」と記されていた。

 盛山氏の事務所は、推薦状の受け取りや推薦確認書への署名について朝日新聞が質問を送ったところ「朝日新聞の取材には応じない」とした。

 関係者によると、21年10…

この記事は有料記事です。残り614文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

旧統一教会問題

2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[もっと見る]

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment