北京冬季五輪が20日夜、閉幕する。
2030年の冬季五輪・パラリンピック招致を目指す札幌市の秋元克広市長は、北京五輪終盤の17日にあった定例会見で、今後の国際オリンピック委員会(IOC)による開催地決定スケジュールについて「まだ示されておらず、推測の域を出ない」としたうえで、「北京大会が終われば30年大会の開催地決定へのプロセスが進むと思われる」と話し、招致活動を本格化させる方針を示した。
北京大会については「本来なら私自身も行って大会運営を見たかったが行けなかった。環境面への配慮などについて今後情報収集し、参考になることを(招致活動に)採り入れたい」と述べた。
市はコロナ禍で中止していた市民向けイベントを1月から再開させ、招致への機運を盛り上げようとしている。3月上旬には市民や北海道民計1万7500人を対象に五輪開催の賛否を問う意向調査も行う予定。ただ、調査結果はあくまで「招致活動の参考」といい、市議会などの意向も踏まえて5~6月に正式な計画をまとめる方針だ。
市は昨年11月に大会概要を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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