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視覚障害者の52.3%が盲導犬を連れていることを理由に店舗や交通機関の利用を拒否された経験があることが27日、認定NPO法人「全国盲導犬施設連合会」(東京)の調査で分かった。障害のある人の生活を支える補助犬の受け入れは法律で義務付けられているが、理解が浸透していない実態が浮かんだ。
調査は1~2月に実施。盲導犬を利用する643人が昨年1年間の状況を回答した。
拒否されたのは、飲食店が77.4%で最多。病院が24.7%、電車・バス・タクシーなどの交通機関が20.8%と続いた。盲導犬について説明するなどした後も利用を拒否されたケースは45.2%に上った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース