中京テレビNEWS
17日、第161回芥川賞・直木賞が発表され、名古屋市に住む大島真寿美さん(56)の「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」(うず/いもせやまおんなていきん/たまむすび) が直木賞に選ばれました。
大島さんは1962年生まれの名古屋市出身。1992年に「春の手品師」でデビューしました。
直木賞に選ばれた作品は、江戸時代を舞台に人形浄瑠璃作者として活躍した近松半二の生涯を描いた時代小説です。
会見に臨んだ大島さんは、今後の抱負について「突然違う書き方ができる可能性はあるかもしれないが、今できることをやっていこうと思う」と話していました。
大島さんの地元の名古屋市瑞穂区にある書店では、本人から電話があり「まだ実感がわかない」と、受賞の喜びを話していたそうです。
この書店では18日以降、大島さんのコーナーを広げていくことにしています。
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