38年にわたり発行され続けた障害者問題雑誌「そよ風のように街に出よう」を一度は終刊した「りぼん社」(大阪市東淀川区)が、相模原殺傷事件を受け、改めて季刊誌「しずく」を発刊した。社会のバリアフリー化が進む一方、人々の心に根強く残る優生思想を危ぶみ「事件は植松聖被告(30)だけではなく、社会そのものを問うている」と、粘り強く発信を続けている。
「そよ風」は1979年創刊。進学や就職など障害者自身の事情や、取り巻く社会環境などを幅広く取り上げ、一時は1万部近くに。障害者の社会進出が進み、インターネットなどでも情報が得られるようになり、2015年に終刊を決めた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース