tvkニュース(テレビ神奈川)
相模原市の障害者施設で45人が殺傷された事件の7日目の裁判員裁判で、植松聖被告が事件の前日に友人らと待ち合わせて、「重度障害者で意思疎通ができない人は人はでない」と話していたことが分かりました。
この裁判は2016年7月、相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を刃物で刺し殺害したうえ、26人に重軽傷を負わせたとして、元職員の植松聖被告が殺人などの罪に問われているものです。 21日の裁判では友人の供述調書が読まれ、植松被告が犯行前日の未明頃に、その友人らと待ち合わせて「重度障害者で意思疎通ができない人は人ではない」「自分で生活できないやつは税金の無駄遣い」などと話したということです。
それに対して、調書を読まれた友人が「わかります。 自分が重度障害者なら殺してほしいと思いますね」などと答えたということです。 その返答に対して、植松被告は反応を示さなかったということですが、友人らと大麻を吸ったあとに姿を消し、翌日に事件が起きました。
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