環境省は17日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県外の除染で出た土の処分に関する検討チームの会合を東京都内で開き、茨城県東海村と栃木県那須町で実施した埋め立ての実証試験の結果、周辺の空間放射線量に大きな変化はみられなかったとして「安全に埋め立て処分を実施することが可能」とする見解を示した。
実証試験では、東海村で昨年8月、除染土計約1400立方mを穴に埋め、空間放射線量や地中の水に移行する放射性物質の濃度などを測定。昨年9月には那須町で約220立方mを埋めて、約1年間の変化を調べた。
その結果、地中の水の放射性物質濃度は検出下限値未満だった。
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