県議長らの上京時のセンチュリーなどを「中型車」に 山口県が見直し

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前田健汰、太田原奈都乃

 山口県の村岡嗣政知事は、県議会議長と副議長が上京した際に乗るハイヤーを、高級車「センチュリー」などの大型車から中型車に変えるよう運用を見直したことを明らかにした。料金が2割ほど安くなるといい、村岡知事は「経費節減の観点から見直した」と述べた。

 26日の定例記者会見で明らかにした。

 山口県は来県した皇族や外国の大使らを乗せる「貴賓車」として、2020年にセンチュリーを約2千万円で購入した。この購入費をめぐる住民訴訟山口地裁は11月、「裁量権を逸脱、乱用した財務会計上の違法行為」と判決で指摘。県は控訴した。貴賓車としての利用は購入後計7日で、年間100日以上が柳居俊学議長の送迎に使われている。

 一方、朝日新聞が情報公開請求した資料によると、柳居議長が20年4月~今年10月に上京した際、ハイヤーは全て大型車で計66回だった。

 そのうち13回は宿泊先と羽…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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