秋篠宮家の長女眞子さまが、婚約が内定している小室圭さんと年内に結婚する方向で調整していることが、関係者への取材でわかった。結婚式をはじめ、結婚に関する行事は行わない方針。眞子さまは今後米国へ移り、小室さんと同国を拠点に生活するという。
通例では女性皇族が結婚する際、一般の結納にあたる「納采の儀」などの儀式を経るが、眞子さまが儀式をせずに結婚すれば戦後初めて。関係者によると、結婚への賛否の声があることや、新型コロナの感染状況などを踏まえ、儀式を行わない見通しとなったという。
米ニューヨーク州で生活している小室さんは7月に司法試験を受験。12月に結果発表を控えているが、同州の法律事務所で就職する方針で、生活する基盤の見通しがたったことなどから眞子さまとの生活が始められると判断したという。
皇室典範では、結婚する女性皇族は皇籍離脱することと、「一時金」が支給されることが定められている。一時金については、今後開かれる皇室経済会議で支給額が決められ、「内親王」の眞子さまには、1億5250万円以内で一時金が支払われることになる。
眞子さまと小室圭さんの結婚をめぐる動き
2010年9月 小室さんの母親と男性が婚約
12年9月 男性が婚約解消を申し入れ
17年9月 眞子さまと小室さんの婚約内定
17年12月 週刊誌が金銭トラブルを報道。その後、同様の報道が現在まで続く
18年2月 宮内庁が結婚延期を発表
18年11月 秋篠宮さまが記者会見で「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、納采の儀を行うことはできない」と発言
19年1月 小室さんが経緯説明の文書公開
19年11月 秋篠宮さまが記者会見で、延期から2年を迎えることに対し「何らかのことは発表する必要がある」と言及
20年11月 眞子さまが「結婚に向けて進みたい」と文書でお気持ち表明
同月 秋篠宮さまが記者会見で「結婚を認める」と言及する一方、トラブルへの対応を「見える形に」と発言
21年4月8日 小室さんが金銭トラブルを説明する文書公表
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル