真冬らしからぬ大寒 高温に関する早期天候情報(ウェザーマップ)

 日本列島は年明け以降も、広い範囲で気温の高い状態が続いている。西・東日本では、7日(火)~きのう13日(月)までの前1週間の平均気温が、平年より3℃以上高くなった所が多い。
 
各地の日最高気温
 7日(火)指宿(鹿児島)22.8℃、浜田20.2℃
 8日(水)尾鷲22.4℃、富士(静岡)20.5℃
 9日(木)静岡16.8℃、横浜15.3℃
13日(月)前橋15.2℃、鴨川(千葉)15.2℃など

東京都心 初氷観測されず

 東京都心では、まだ初氷が観測されていない。100年余りある統計で、これまで初氷が最も遅かったのは2006年1月13日だが、今シーズンはこの記録をなおも更新中だ。今後の気温予想から判断して、都心における初氷の観測は一段と遅れる可能性が高い。
 
 20日(月)は二十四節気の「大寒」で、例年であれば今月下旬から2月初めにかけてが、一年で最も寒さが厳しい頃となる。ところが、今季は寒気の南下が引き続き弱く、今後2週間程度もあまり冬らしくない気温の地域が多い予想だ。特に、東北や東日本、近畿、中国、四国は20日(月)から、九州北部(山口県を含む)、九州南部、沖縄・奄美は22日(水)からの5日間ほどは気温が平年よりかなり高くなる見通し。このため気象庁は、これらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼び掛けている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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