睡眠導入剤を服用後に運転し、重傷事故を起こしたとして、福岡県警粕屋署は15日、同県宗像市原町、無職木下勝容疑者(54)を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで逮捕し、発表した。
署によると、木下容疑者は「運転開始前に服用し、ボーッとした」と、容疑を認めているという。
発表によると、木下容疑者は1月9日午後4時前、同県久留米市花畑3丁目のコンビニ付近で睡眠導入剤を服用し軽ワゴン車の運転を開始。約1時間半後の同日午後6時すぎ、同県久山町久原の県道で対向車線にはみ出して軽乗用車に正面衝突し、軽乗用車の男女3人に内臓損傷や足の骨折などの大けがを負わせた疑いがある。
木下容疑者は事故を起こした当日、久留米市内の病院で睡眠導入剤を処方してもらい、帰宅途中だったという。署は運転前に服用した理由などを調べている。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル