睡眠導入剤を混ぜたジュースを飲ませてキャッシュカードを奪い、現金35万円を引き出したとして、警視庁は、明治大学4年松月浩樹容疑者(23)=住所不詳=を昏睡(こんすい)強盗と窃盗の疑いで逮捕し、3日発表した。同様の手口で約5万円入りの財布が奪われた別の事件についても、関与をほのめかしているという。
新宿署によると、松月容疑者は昨年11月15日午前2時半~7時ごろ、東京都新宿区の漫画喫茶で、ともに入店した女性(20)が離れた隙にジュースに睡眠導入剤を混ぜて飲ませ、昏睡状態にしたうえでキャッシュカードを強奪。近くのATMで女性に暗証番号を入力させて約35万円を引き出し、盗んだ疑いがある。
女性とは前日にインターネットを通じて知り合ったばかりだった。調べに「借金を返すためだった」と供述。睡眠導入剤は処方を受けたものと説明しているという。
同区内では3月にも、別の20代女性が同じジュースを飲んだ後に昏睡状態となり、財布を奪われる事件が発生。松月容疑者は関与をほのめかしているといい、警視庁が関連を調べている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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