百人一首の札を20枚ずつ色分けした教材「五色百人一首」。ピンク、青、黄、緑、オレンジのうち1色20枚で対戦する。数分で決着がつくため、入門用教材として小学校などで使われ、各地で大会が開かれている。だが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため今年度は対面の大会が軒並み中止に。3月の全国大会もなくなった。それに代わる初のオンライン交流会が23日、開かれた。
約60人が模擬対戦
交流会は全国の教員らでつくる「五色百人一首協会」が主催した。地域別に3会場に分けて配信。愛知県以西が対象の西日本会場では、参加した約60人の小学生らが模擬対戦に挑戦した。指定された色の20枚の札を手元に並べ、オンラインで読み上げられた札を見つけると「はい」と声を上げながら手を伸ばす。ほかの参加者の「はい」の声がマイクを通じて次々に飛び交い、別の場所にいながら対戦している雰囲気を味わった。
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約1時間の交流会では模擬対戦のほか、1色20枚の中で各自が選んだ16枚を縦横4枚ずつ並べ、ビンゴゲームの要領でどこか1列すべてを取る早さを競う「百人一首ビンゴ」のコーナーや、百人一首で詠まれた和歌について学ぶコーナーもあった。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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