初詣で間違った参拝をしていませんか? 参拝の作法にはどんな意味がこめられているのか? 願い事を神様に届ける望ましい参拝の方法とは?
事前にスマートフォンアプリ「ウェザーニュース」で、ウェザーニュース会員に対して「参拝方法のマナー」についてのクイズ(5問)を実施しました(回答:のべ49,159人)。結果は軒並み75%を超える高い正答率。知らないと恥ずかしい思いをするかも!?
最低限知っておきたいマナーから、意外と知られていない厳密な作法まで紹介します。
(1)鳥居をくぐるときの作法は?/正解率:86%
鳥居は神域との境界です。鳥居をくぐるということは穢(けが)れを払う意味もあります。ですから鳥居をくぐる前は「軽く一礼」します。
この礼のことを神道では「一揖(いちゆう)」といいます。人の家に入るときに挨拶をするのと同じことだと思います。
【選択肢ごとの正答率】
「一礼する」(8447人・86%)、「手を合わせる」(111人・1%)、「何もしない」(1282人・13%)
(2)参道のどこを歩きますか?/正解率:79%
参道の真ん中は正中といい、神様の通り道になります。神様の真正面にあたるので遠慮するようにしましょう。真ん中を避けて通るのが作法ですが、唯一例外があります。それは勅使(天皇の特使)がお通りになるときです。
【選択肢ごとの正答率】
「中央」(1070人・11%)、「端」(7607人・79%)、「決まっていない」(952人・10%)
(3)手水で最初に清めるのは?/正解率:76%
お参りする前に手水舍(てみずや)の前に立ち、水盤に向かい身を清める「心身の清浄」という作法があります。
【1】ひしゃくに水を汲み、【2】最初に左手を清め、【3】次に右手を清めます。【4】そして左の手の平に水をうけて口をすすぎます(飲んではいけない)。【5】もう一度左手を清め、【6】最後に持っていたひしゃくを立てて持ち手部分に水を垂らします(持っていた部分をきれいにする)。
これらの動作をひしゃく一杯の水で行うことも忘れずに。
【選択肢ごとの正答率】
「左手」(7544人・76%)、「右手」(1421人・14%)、「口」(481人・5%)、「持ち手部分」(496人・5%)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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