NTT西日本は4日午前、能登半島地震の影響で停電している石川県の一部地域について、非常用電力が枯渇し、固定電話やインターネットなどの通信サービスが使えない範囲が広がる可能性があると発表した。一部地域ではすでに非常用電力が枯渇し、通信サービスが使えていない。
石川県内では輪島市、珠洲市の一部で通信サービスが止まっている。これから非常用電力が枯渇する恐れがあるのは、4日午後5時までに輪島市の一部、5日午前1時までに輪島市と穴水町、能登町の一部。対象地域では不通エリアが広がる可能性がある。
被災地では配電設備の損傷などで停電が続いている。NTT西日本は、通信ビルにある蓄電池や発電機、移動電源車などを活用して非常用電源の工面を続けている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル