金沢地方気象台によると、石川県では2日夜から4日にかけて低気圧などの影響で断続的に雨が降る見通しだ。同県能登地方では1日夕に最大震度7の地震を観測するなど、断続的に揺れが続いていて地盤が緩んでいる恐れがある。気象台は「少しの雨でも土砂災害の危険度が高まり、大雨警報を発表する可能性がある」として警戒を呼びかけている。
同気象台によると、2日から3日にかけて予想される1時間降水量は、能登、加賀でいずれも多い所で15ミリ。4日正午までの24時間の降水量は、いずれも多い所で約50ミリの予想となっている。
同気象台は現在、震度5強以上を観測した地域については、大雨警報や土砂災害警戒情報などの基準を引き下げて運用している。(山本孝興)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル