神奈川県内では14日、新たに計117人の新型コロナウイルス感染が発表された。県内で発表された感染者数は延べ3638人になった。
居住地別の内訳は、横浜市50人、川崎市16人、厚木市14人、相模原市6人、横須賀市5人、藤沢市4人、大和市3人、逗子、座間、綾瀬の3市と愛川町が各2人、鎌倉市1人、東京都内3人、非公表7人。
厚木市の湘南厚木病院では入院患者14人の感染が確認された。既に感染が判明している同病院職員の濃厚接触者として検査した。県はクラスター(感染者集団)が発生したとして、医療従事者らで構成するクラスター対応の特別チーム「C(シー)―CAT(キャット)」を派遣した。
横浜市では、済生会横浜市南部病院(港南区)で看護師6人、患者1人の感染が新たに確認された。入院患者の90代女性が利用したデイサービス施設でクラスターが発生し、女性を9日に検査したところ感染が判明。この女性と接触した職員や患者を検査し、今回の7人の感染がわかった。同病院のクラスターは計8人になった。
このほか、川崎市内の幼児教室の職員1人、利用者の未就学児3人の感染が確認された。横浜地裁小田原支部の男性書記官(横浜市在住)の感染も判明。濃厚接触者はおらず、支部の業務に影響はないという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル