東京都心の明治神宮外苑地区の再開発事業で、事業者側が8月から対象地域で高さ3メートル以上の木の伐採を予定していることが28日、分かった。同事業で高木の伐採は初めて。多数の樹木伐採を予定する同事業には環境破壊や景観悪化などの懸念の声があがっており、今夏実施を予定する住民説明会などで事業者側が理解を広げられるかも焦点となりそうだ。
再開発は、外苑にある神宮球場や秩父宮ラグビー場を建て替えたり、超高層ビル2棟を新築したりするもの。3月に着工し、2036年に完成予定。工事に伴い、837本を植樹する一方、高さ3メートル以上の木700本以上の伐採を計画する。
工事関係者によると、神宮球場に隣接する神宮第2球場の鉄塔の解体工事を27日に始めた。同球場周辺の高さ3メートル以上の木30本の伐採を8月に予定しているが、工事の状況によっては遅れる可能性もあるという。
新宿区によると、現地は都条…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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