神戸の障害児施設でクラスター 兵庫県で計55人が感染

 兵庫県内で8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに55人確認された。県内の感染者は再陽性の場合も含めて1595人になった。

 神戸市は10歳未満~50代の23人の感染を発表した。うち9人は、障害のある子どもが利用する東灘区の放課後等デイサービス施設「ガリレオ東灘」の職員4人と利用者5人といい、市はクラスター(感染者集団)と認定した。市によると、6日に感染がわかった同施設の40代男性職員の濃厚接触者を調べる中で確認されたという。

 また、市は6日に感染が判明した20代女性が市立医療センター中央市民病院の受付職員、7日判明の20代の男性が新長田合同庁舎の税務部に勤務する市職員とそれぞれ明らかにした。

 姫路市は20代の2人、西宮市は20~60代の計6人、尼崎市は20~70代の計10人の感染をそれぞれ確認した。

 県は14人の感染を発表。うち宝塚市在住の20代の女性は、クラスターが発生したとみられる宝塚歌劇団の雪組に所属する出演者だと明らかにした。同劇団・花組スタッフの40代男性(加古川市在住)の感染も判明し、宝塚大劇場(宝塚市)関係の感染者はこれで計13人になった。

 このほかの県の発表分(居住地別)は宝塚市、朝来健康福祉事務所管内が各3人▽芦屋市2人▽加古川市、加東健康福祉事務所管内、伊丹健康福祉事務所管内、宝塚健康福祉事務所管内が各1人。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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