7日午後2時20分ごろ、兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目の神戸製鋼所高砂製作所の工場内で「爆発が起こったようだ」と警備員から119番通報があった。
県警や神戸製鋼所によると、工場内で作業をしていた男性3人が病院に搬送され、このうち50代の社員が死亡、20代と40代のグループ会社員がそれぞれ軽傷という。
爆発は、製作所内の「PMセンター」と呼ばれる、金属粉を扱う工場設備の一角で起きた。3人は、鉄粉などを熱する、家庭用の大型冷蔵庫ほどの大きさの炉を使って研究・試験をしていたといい、その際に炉が爆発したとみられるという。建屋の損傷や延焼は確認されていない。
神戸製鋼所高砂製作所総務室は「原因は調査中」としている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル