神戸市のJR三ノ宮駅前で9月末に開業から約86年の歴史に幕を下ろした「そごう神戸店」が5日、屋号を「神戸阪急」に変更して新たにオープンした。内装も一部リニューアルされ、新たな神戸の顔として業績回復を狙う。
神戸阪急は毎日楽しさを提供する「フェスティバル365」をテーマに、一部フロアを改装。9階催事場を広げたほか、2、3階にはワークショップや実演販売を行うスペースが設けられた。
この日は朝から、新装開店を待ちわびた約5千人の買い物客が入り口前に行列をつくった。本館2階の広場で開かれたセレモニーには、宝塚歌劇団花組の聖(せい)乃(の)あすかさんらが出席し、オープンを祝った。
40年以上そごう神戸に通っていたという同市中央区の無職、藤原裕子さん(71)は「以前よりパワーアップし、さらに市民に愛される百貨店になってほしい」と笑顔を見せた。
そごう神戸は昭和8年に開業。かつては売上高で神戸の「地域一番店」だったが、その後業績が低迷し、今年9月30日に営業を終了した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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